この玩具について

１９７５年創立のイギリスのペタ社製。
アメリカのOTさんから紹介していただき、ABA(行動療法）でいうスモールステップで教えていくという理にかなっている商品です。
手を開いて閉じるという動作の新たなパターンを身体に教えていく為のツールとなります。握るだけで穴に指を入れなくても使えるのが特徴です。

練習方法

最初に「手のひら全体で握って閉じる」の練習を行う。
先ずは、直線を切る練習の前に1㎝の紙を着る練習から、上手に手を動かせるようになり、切れるようになってきたら次のステップ「ハサミの穴に指を入れて切る練習」へ。

お勧めの方

・低緊張
・手先が不器用なお子さんやはじめてのハサミ練習

お試しチョキチョキブック　付き（台紙用紙5枚＋切る用紙5枚　計10枚）

お子さんが楽しめるハサミ専用練習帳：1㎝間隔で簡単に切れるワークシート＆それを貼る台紙
3ステップで楽しめる
1）1㎝間隔で切る
2）切った紙をのりではる
3）貼ったものを色ぬりする

ご注意事項

3歳以上
小さいお子さんは、大人の指導の下行ってください。

発達段階に沿ったはさみ選びの重要性

ステップ1
にぎにぎ：道具を取り扱うことに興味関心が芽生えはじめた子どもたちへの「初めてのはさみ」にご活用ください。指先の筋肉をどのようにコントロールしてよいのかが難しい場合や、低緊張で手先を器用につかうことが難しい場合にも、このハサミは少しの力で紙を切ることが可能です。

ステップ2
ぐっぱー：イージーグリップ（にぎにぎ）で、ハサミを扱うことになれてきた子どもたちへのセカンドステップにご活用ください。四本の指をスムーズに通すことのできる形状で、指先を無理なく広げることが出来ます。微細運動のトレーニングにも大活躍の一品です。

ステップ3
ちょきちょき：セルフオープニング（ぐっぱー）が上手に使えて、はさみの開閉が器用にできるようになってきた子どもたちへのファイナルステップにご活用ください。四本指ではさみを使いこなすトレーニングに最適です。子ども用はさみまで、あと一歩！そんな時期のはさみ選びにピッタリです。